私が 引越し業者で働いていた時も、 冷蔵庫や 洗濯機やタンスなどのご自身で運べないものだけを運んで欲しいという問い合せはたくさんありました。
ご自身で小物などを運ぶことによって安くなるかということですが、実際に安くなることが多いと思います。
特に週末や祝日、3月の引越しシーズンなどの引越しが多い日であればあるほど、安くなる割合は高くなります。
逆に、引越しの少ない平日や閑散期などであれば、重いものだけを 引越し業者に任せても、全ての荷物を運んでもらう場合とそんなに料金が変わらない場合もあります。
平日などの引越し件数が少ない日は、作業員にさせる仕事がない場合も多いです。
そういう時であれば、重いものだけを運ぶ料金と同額で全ての荷物を運んででも 引越し業者は契約が欲しいです。
ですから、皆さんがお引越しをされる日程にもよるのですが、最初から小物などをご自身で運ぶと決め付けずに 引越し業者から見積もりをとることをお勧めしたいです。
ただ、見積もり時のテクニックとして、「重いものだけを任せたい」と 引越し業者の 営業マンに言うのは効果があります。
なぜなら、「重いものだけ・・・」と言うお客さんは料金を少しでも安くしたいという願望が強いという風に 営業マンに意識させる効果があるからです。
私がお勧めしたいのは、複数の 引越し業者に見積もり依頼をして、各社に「重いものだけを運んでもらった場合の見積もりを出して欲しい」と言う方法です。
そして、各社に価格競争をしてもらってとりあえず相場を下げます。ただ、まだ契約はしない様に我慢します。
そうしているうちに、「サービス(重いものだけを運ぶということで出した見積もり金額のまま)で空きスペースに積める分だけ他の荷物を運ぶので契約してください」という 営業マンが現れる可能性大です。
実を言うと、重い家具や家電数点だけをトラックに積むと、必ず ダンボール数十個が積める程度の空きスペースができるんです。
もし、そういう風に言ってくる 営業マンがいなければ、こちらから言ってみてください。
「サービスで空きスペースに ダンボール20箱分積んでくれたら契約する」という風に言えば、大抵の 営業マンは首を縦に振ると思います。
一度の条件入力でお住まいの地域で対応可能な複数の 引越し業者に見積もり依頼を送信できますし、各参加業者はライバルにも依頼が届いていることを知っていますので、お互いを意識しあって自然に価格競争が起きるんです。
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